当院は開設準備中です。
渡航ワクチンの接種開始は2026年12月を予定しています。ご予約は現在受付準備中です。受付開始日は受付状況ページでお知らせします。本ページに記載の接種体制・所要日数・証明書の発行などは、いずれも開院後の予定であり、現時点で提供している診療実績ではありません。
渡航ワクチンは自由診療(保険適用外)です。内容は変更になる場合があります。
渡航前に確認すること
東ティモール赴任・渡航が決まったら、
まずワクチンの準備を
赴任の準備は、やることが山積みです。
住居の手配、ビザの申請、引き継ぎ、荷造り——。
ワクチンの手配まで手が回らないのは、ごく自然なことです。
でも、渡航先で「あのとき打っておけばよかった」と思う前に、
まずは必要なワクチンだけでも確認しておきませんか?
当院では、相談から接種まで最短3ステップで完了する体制を予定しています。
推奨ワクチンを確認
スケジュールをご提案
複数ワクチン同時接種
東ティモール渡航者数(2024年)
までの手順
※トラベルワクチンは自由診療(保険適用外)です。
東ティモール渡航で推奨されるワクチン
すべてが必須ではありません。渡航の目的や期間に合わせて、一緒に最適なプランを考えましょう。
🟢 多くの方に推奨
🟠 強くおすすめ
🔵 状況に応じて推奨
まず確認 — 定期接種は完了していますか?
まず、日本の定期予防接種を確認することが最も重要です。まだ受けていないものや、追加接種が必要なものがないか確かめてください。東ティモール特有のワクチンは、その後に考えます。
🧪 麻疹・風疹(MR)
1990年以前生まれの方は1回しか接種していない可能性があります。海外には麻疹が流行している地域も多くあります。そのため、2回接種が推奨されます。
🧪 水痘(みずぼうそう)
これまでにかかったことがなく(罹患歴なし)、1回も接種していない方は2回接種が必要です。また、50歳以上の方には、帯状疱疹予防の観点からも接種を推奨します。
🧪 破傷風・ジフテリア・百日咳(DPT)
子どものころの接種から10年以上たっている場合は、追加接種(ブースター)が推奨されます。東ティモールでのけが(外傷)のリスクを考えると、特に破傷風が重要です。
🧪 ポリオ
1975年~2000年生まれの方は、接種回数が足りていない可能性があります。東ティモールでは、一部の地域でポリオのリスクが残っています。追加接種を検討してください。
📌 母子手帳が見つからない場合:接種歴が分からない方は、血液検査(抗体検査)で免疫があるかを確認できます。
当院では、渡航ワクチンと同じ日に、定期接種の確認と追加接種にも対応する予定です。
ワクチンの効果 — どのくらい免疫がつくの?
接種した方のうち、免疫がついた割合です。効果には個人差があります。それでも、多くの方にしっかりと免疫がつくことが確認されています。
※ 規定の回数を接種した場合の、臨床試験での数値です。すべての方に同等の効果を保証するものではありません。出典: PMDA添付文書・WHO
ワクチンを接種しても、すべての感染を防げるわけではありません。渡航先での食事や衛生面の注意も合わせて大切にしてください。
接種後に起こりうる体の反応
ワクチン別の主な副反応(東ティモール渡航で検討するワクチン)
上の図は、すべてのワクチンに共通する目安です。ワクチンごとの頻度は、臨床試験のデータにもとづきます。データは、国内承認品は添付文書、輸入品は製品概要書のものです。頻度は、試験の対象(成人・小児)や接種経路によって異なります。そのため、幅のある数値は「そのくらい起こりうる」という目安としてご覧ください。
| ワクチン | 製剤・承認 | よくある反応(頻度) | まれな重い副反応 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| A型肝炎 | 国内承認(エイムゲン) | 注射部位の痛み・赤み・腫れ、発熱、だるさ、頭痛(いずれも 0.1〜5% 未満。国内第III相試験では成人 2,710 回の接種のうち 6.0% に何らかの副反応) | じんましん(0.1% 未満)。アナフィラキシーは添付文書上「重大な副反応」の記載なし | エイムゲン添付文書 |
| B型肝炎 | 国内承認(ヘプタバックス-II) | 注射部位の痛み 57.4%、腫れ 23.4%、赤み 22.3%、頭痛 5.3%(筋肉内接種の国内第III相試験) | ショック(0.1% 未満)、アナフィラキシー、多発性硬化症・急性散在性脳脊髄炎・ギラン・バレー症候群などの神経疾患(頻度不明) | ヘプタバックス-II 添付文書 |
| 破傷風 | 国内承認(沈降破傷風トキソイド) | 注射部位の赤み・腫れ・痛み・しこり(しこりは 1〜2 週間残ることがあります)、発熱・悪寒・頭痛・だるさ(2〜3 日で消失)。追加接種では局所反応がやや強く出ます | ショック、アナフィラキシー(頻度不明) | 沈降破傷風トキソイド添付文書 |
| 狂犬病 | 国内承認(ラビピュール) | 注射部位の痛み 43〜56%、赤み 17〜21%、だるさ 14%、頭痛 9〜27%、筋肉痛 18%(曝露前免疫の国内試験) | ショック・アナフィラキシー、脳炎、ギラン・バレー症候群(いずれも頻度不明) | ラビピュール添付文書 |
| 腸チフス | 国内未承認・輸入(Typhim Vi など) | 注射部位の痛み 75.6%、筋肉痛 47.1%、疲労感 25.0%(成人。海外の製品概要書) | アナフィラキシー、血清病(頻度不明) | Typhim Vi SmPC(英国 emc) |
| 日本脳炎 | 国内承認(ジェービックV など) | 発熱 18.7%、せき 11.4%、鼻水 9.8%、注射部位の赤み 8.9%(小児の国内試験。成人では注射部位反応と発熱が中心) | ショック・アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎、脳炎・脳症、けいれん、免疫性血小板減少症(いずれもまれ・頻度不明) | ジェービックV 添付文書 |
重い副反応が起きたときの当院の対応
アナフィラキシー(強いアレルギー反応)は、ほとんどが接種後 30 分以内に起こります。そのため、接種後は院内で 30 分間お待ちいただきます。
症状が出た場合は、その場でアドレナリン筋注などの初期対応を行います。必要に応じて、連携病院へ救急搬送します。
帰宅後に、38.5℃ 以上の発熱が 2 日以上続く、けいれん、手足のしびれや力が入りにくい、強い頭痛や意識のもうろう、皮膚に出血斑が出る、といった症状があれば、当院または最寄りの医療機関を受診してください。接種から数週間たっていても受診が必要です。
国内承認ワクチンの接種で入院が必要になるなどの健康被害が生じた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の医薬品副作用被害救済制度の対象になります。任意接種のため、予防接種法の救済制度ではありません。国内未承認の輸入ワクチンは、この制度の対象外です。
国内未承認(輸入)ワクチンについて
腸チフスのワクチンは、日本国内では医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない医薬品です。当院で用いる場合は、医師が輸入代行業者を通じて個人輸入したものを使用します。
同じ感染症を予防する国内承認ワクチンはありません。このワクチンは、WHO の事前認証または欧州・米国など諸外国の承認を受けています。
渡航者向けに広く使われています。ただし、国内での安全性・有効性は薬機法上確立されていません。
万一の健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。接種前に医師が説明し、同意のうえで接種します。
東ティモールで注意すべき感染症
東ティモールへ渡航する方が注意すべき病気をまとめました。ワクチンで予防できない感染症も含みます。予防策を知っておくことが大切です。
🦟 マラリア
東ティモールでは、全土で一年中マラリアのリスクがあります。予防内服(予防のための薬の服用)を強く推奨します。
🦟 デング熱
雨季(11〜4月)を中心にデング熱が流行しています。
🦠 麻疹(はしか)
東ティモールでは麻疹(はしか)の報告があります。MRワクチンを2回接種しているか確認してください。
🍽️ 消化器感染症
腸チフス、赤痢、A型肝炎のリスクが高いです。生水は絶対に避けてください。
マラリアにはワクチンがありません。そのため、蚊に刺されない対策(DEET含有の虫除け、長袖・長ズボン、蚊帳の使用)と、渡航地域に応じた抗マラリア薬の予防内服が、最も重要な予防法です。抗マラリア薬の処方は、医師にご相談ください。
出発日から逆算する接種スケジュール
渡航日が決まったら、できるだけ早めにご相談ください。渡航先と出発日に合わせた最適なスケジュールをご提案いたします。
A型肝炎は1回の接種で約95%の予防効果が得られます*8。まずはご相談ください。
接種間隔のルール
料金について
当院は 2026年12月開設 です。
ワクチンの料金表は、予約受付開始時に公開いたします。
※ トラベルワクチンは自由診療(保険適用外)です。
多くの企業が渡航ワクチン費用を福利厚生として負担しています。
詳しくは人事部門にご確認ください。
家族帯同・お子さまの接種
ご家族で東ティモールに赴任される場合、お子さまの年齢や接種歴に応じた個別プランが必要です。
👶 小児に追加推奨されるワクチン
成人向けのワクチンに加えて、お子さまにはおたふくかぜ(ムンプス)、A型肝炎(1歳以上)の接種が推奨されます。年齢によって、接種できるワクチンが異なります。母子手帳をお持ちのうえご相談ください。
📅 定期接種との兼ね合い
日本の定期接種スケジュールの途中で東ティモールに赴任する場合も、接種を前倒しで進められます。残りの接種は、ディリのバイロピテ国立病院等で続けられます。なお、重症時はダーウィンまたはバリへの国外搬送が一般的です。スケジュールの調整は医師にご相談ください。
🏫 インターナショナルスクールの接種記録
(日本人学校なし)は接種記録の提出が求められる場合があります。インターナショナルスクールでは、英文の接種証明書(Vaccination Record)の提出が入学条件になっていることが多くあります。当院で英文証明書を発行する予定です。
接種が難しいケース
以下に該当する方は、接種の可否や注意事項が通常と異なります。事前にご相談ください。
🤰 妊娠中・授乳中の方
妊娠中は、生ワクチン(麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜ等)を接種できません。不活化ワクチン(A型肝炎・B型肝炎・狂犬病・日本脳炎・破傷風)は原則接種できますが、医師との相談が必要です。授乳中は、不活化ワクチンの接種に制限はありません。
🩺 持病・免疫抑制中の方
免疫抑制剤やステロイドを使用中の方、HIV感染者、がん治療中の方は、生ワクチンの接種が制限される場合があります。不活化ワクチンは多くの場合接種できます。ただし、免疫がつきにくい(免疫応答が不十分になる)可能性があります。そのため、抗体検査による確認を推奨します。
⚠️ アレルギー体質の方
特定の食品や薬剤にアレルギーをお持ちの方は、事前に医師にお申し出ください。ワクチンの添加物(安定剤・保存剤等)に反応する可能性があるためです。過去にワクチン接種でアナフィラキシーを起こしたことがある方は、必ず事前にお申し出ください。接種後30分間は院内で経過観察を行う予定です。
よくあるご質問
Q. 東ティモール旅行にワクチンは本当に必要ですか?
しかし、渡航医学(トラベルメディシン)の観点からは接種が強く推奨されます。東ティモールには、日本とは異なる感染症リスクがあります。WHO・CDC・厚生労働省検疫所(FORTH)も、東ティモール渡航者への接種を推奨しています。
当クリニックでは、医師が一人ひとりに最適な接種プランをご提案する予定です。プランは、渡航先・滞在期間・活動内容に応じて考えます。
Q. 出発まで2週間しかありません。間に合いますか?
はい。A型肝炎ワクチンは、1回でも約95%の方に免疫がつきます*3。時間が限られていても、優先度の高いワクチンからご案内する予定です。受付開始後にご相談ください。
Q. 何を打てばいいか全くわかりません。
ご安心ください。渡航先と滞在期間をお伝えいただければ、必要なワクチンとスケジュールをこちらからご提案する予定です。受付開始後、渡航先と出発時期をお伝えいただくだけで大丈夫です。
Q. 家族も一緒に接種できますか?
はい。ご家族のスケジュールも同時に計画できる予定です。お子さまの年齢に応じて、小児科の定期接種との兼ね合いも含めてご案内する予定です。
Q. 日本で1回目を打って、続きを東ティモールで打てますか?
はい、可能です。日本で1回目を接種し、残りの接種は東ティモールの日本語対応病院(ディリのバイロピテ国立病院等)で続けられます。なお、重症時はダーウィンまたはバリへの国外搬送が一般的です。英文の接種記録をお渡しする予定です。現地の医師にご提示ください。ただし、使用するワクチンのメーカーが異なる場合があります。事前にご相談ください。
Q. 黄熱ワクチンは必要ですか?
東ティモールへの渡航に黄熱ワクチンは不要です。
Q. 会社に費用を請求できますか?
多くの企業が海外赴任者の渡航ワクチン費用を福利厚生費として全額負担しています。安全配慮義務(労働安全衛生法)に基づく対応として、人事部・総務部に事前に確認されることをお勧めします。なお、渡航ワクチンは自由診療のため、健康保険は適用されません。会社提出用の領収書(明細付き・英文対応可)は発行する予定です。
Q. 妊娠中ですが接種できますか?
不活化ワクチン(A型肝炎・B型肝炎・狂犬病・日本脳炎・破傷風・腸チフス)は、医師の判断のもと、妊娠中でも接種できます。一方、生ワクチン(麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜ等)は、妊娠中は接種できません。胎児に影響する可能性があるためです。妊娠を計画している方は、渡航が決まったら早めにご相談ください。
Q. 子供は何歳から接種できますか?
ワクチンの種類によって、接種できる年齢が異なります。A型肝炎は1歳以上、狂犬病・日本脳炎は生後6ヶ月以上から接種できます。お子さまの年齢と日本の定期接種スケジュールを考えたうえで、最適なプランをご提案する予定です。受付開始後、母子手帳をお持ちのうえご来院ください。
渡航ワクチンのことなら
吉祥寺日帰り手術クリニックへ
必要なワクチンとスケジュールを
その日のうちにご提案する予定です。
吉祥寺日帰り手術クリニック トラベルワクチン外来
2026年12月開設
※自由診療(保険適用外)です。費用は企業の福利厚生でカバーされる場合があります。
詳しくは人事部門にご確認ください。
参考文献・出典
参考文献(10件)を読む
- *1. 東ティモール入国管理局統計
- *2. 外務省「海外在留邦人数調査統計」令和6年(2024年10月1日現在)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_01645.html - *3. PMDA(医薬品医療機器総合機構)各ワクチン添付文書
エイムゲン(A型肝炎)/ ヘプタバックス(B型肝炎)/ 沈降破傷風トキソイド - *4. PMDA ラビピュール添付文書(狂犬病ワクチン)
- *5. PMDA ジェービックV添付文書(日本脳炎ワクチン)
- *6. WHO Position Paper on Typhoid Vaccines, 2018 / Typhim Vi添付文書(Sanofi Pasteur)
- *7. 各ワクチン添付文書記載の副反応発生率(PMDA承認情報)
- *8. 厚生労働省検疫所 FORTH「海外渡航のためのワクチン」
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/useful_vaccination.html - *9. CDC Travelers’ Health – 東ティモール
https://wwwnc.cdc.gov/travel/destinations/traveler/none/東ティモール - *10. WHO International Travel and Health – 東ティモール
※ワクチンの効果や副反応には個人差があります。詳しくは医師にご相談ください。