鼠径ヘルニアの日帰り手術(腹腔鏡・TAPP法)の費用は、2026年12月の保険診療開始後、健康保険3割負担で手術・全身麻酔・検査を含めておおよそ8万〜13万円となる見込みです(当院は開設準備中のため確定額ではなく、術式・検査内容などにより変動します)。高額療養費制度の対象となる場合は、所得区分に応じて実質的な自己負担がさらに軽くなります。
このページでは、診療日ごとの費用・負担割合別の目安・高額療養費制度の使い方を解説します。
当院の費用表示の考え方は?
保険診療の手術料そのものは全国一律で、医療機関ごとに価格を決めることはできません。
当院では、手術料に麻酔・検査・薬剤まで含めた「総額の目安」でご案内する方針です。
実際の金額は診療内容により変わるため、診察時に費用の見込みをご説明する予定です。
診療日ごとの費用はいくら?(初診日・手術日・術後診察日)
当院の鼠径ヘルニア手術(腹腔鏡・TAPP法)は、初診日(術前診察・検査)→ 手術日 → 術後診察日の3回の通院で完結する予定です。全身麻酔を安全に行うため、麻酔科専門医が手術当日とは別の日に麻酔前の診察を行い、手術のあとにも改めて全身状態と創部を確認します。
費用は診療日ごとに計算され、その日ごとに窓口でお支払いいただきます。3割負担の方の目安は次のとおりです。
| 診療日 | この日に行うこと | 窓口3割負担(目安) |
|---|---|---|
| 初診日 手術日の前 |
診察と術前検査(血液検査・心電図・胸部X線)、麻酔科専門医による麻酔前の診察 血液検査の結果は当日中にご説明します。 |
約5,940円 |
| 手術日 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(TAPP法)、全身麻酔と麻酔管理、メッシュ(補強シート)などの医療材料、手術で使うお薬、術後のお薬 手術そのものは約30〜90分。来院から帰宅まで2〜3時間ほどを予定しています。 |
約112,310円 |
| 術後診察日 術後1週間前後 |
創部の確認、麻酔後の全身状態の確認、回復の経過のご説明 この日で治療はほぼ完了です。 |
約230円 |
| 合計 | 3回の通院の合計 総医療費(10割)は約39万5千円です。 |
約118,480円 |
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※金額は令和8年度の診療報酬にもとづく3割負担・片側の場合の目安で、当院の保険診療開始(2026年12月予定)後の見込みです。使用する薬剤の種類・量、検査内容・麻酔時間・医療材料により変動します。※左右両側を同時に手術した場合は上記より高くなります(単純に2倍にはなりません)。※術後1ヶ月の最終確認の受診は診察のみで、3割負担で約230円です。
※高額療養費制度の自己負担上限額は1か月(暦月)ごとに計算されます。3回の通院が同じ月内に収まる場合は、手術日の窓口負担がその月の上限額までとなります。月をまたぐ場合は初診日分が別の月の計算になりますので、月末・月初のご予約は日程をご相談ください。
負担割合別の目安はいくら?
| 負担割合 | 総額の見込み(保険診療の場合・片側・麻酔検査込み) |
|---|---|
| 3割負担(69歳以下の多くの方) | 約8万〜13万円 |
| 2割負担 | 約5.5万〜9万円 |
| 1割負担 | 約2.5万〜4.5万円 |
高額療養費制度でいくらまで軽くなる?
高額療養費制度は、同じ月の医療費の自己負担が所得に応じた上限額を超えた場合、超えた分が払い戻される公的制度です。
鼠径ヘルニアの日帰り手術も対象となる場合があります。
69歳以下の方の自己負担上限額(1か月あたり)は、令和8年8月〜令和9年7月の診療分について次のとおりです。
| 所得区分(年収の目安) | 自己負担上限額(月) | 多数回該当 |
|---|---|---|
| ア:約1,160万円〜 | 270,300円+(医療費−901,000円)×1% | 140,100円 |
| イ:約770万〜1,160万円 | 179,100円+(医療費−597,000円)×1% | 93,000円 |
| ウ:約370万〜770万円 | 85,800円+(医療費−286,000円)×1% | 44,400円 |
| エ:〜約370万円 | 61,500円 | 44,400円 |
| オ:住民税非課税 | 36,900円 | 24,600円 |
計算例(区分ウ・年収約370万〜770万円の方)
医療費の総額(10割)が40万円だった場合:
85,800円+(400,000円−286,000円)×1%=86,940円が自己負担の上限。3割負担の窓口支払い(12万円)との差額は、申請により払い戻されます。
同じ手術でも、加入している健康保険の所得区分によって1か月の自己負担の上限額が変わります。あらかじめ限度額適用認定証やマイナ保険証を用意しておくと、窓口での支払い自体を上限額までにとどめられます。
あらかじめ限度額適用認定証を用意するか、マイナ保険証を利用すると、窓口でのお支払い自体を上限額までにとどめることができます。
※令和8年8月診療分から自己負担限度額が見直され、あわせて年単位の上限額(年間上限:区分ア168万円/イ111万円/ウ・エ53万円/オ29万円、8月〜翌年7月)が新設されました。令和9年8月からは所得区分の細分化が予定されています。※上限額は世帯合算や多数回該当により変わる場合があります。
最新の情報は厚生労働省「高額療養費制度」またはご加入の健康保険組合でご確認ください。
入院手術と日帰り手術、費用はどう違う?
| 項目 | 入院手術(3〜5日) | 日帰り手術 |
|---|---|---|
| 入院基本料 | 日数分かかる | かからない |
| 食事代・差額ベッド代 | かかる場合がある | かからない |
| 仕事を休む日数 | 入院日数+回復期間 | 短くしやすい |
同じ術式でも、日帰り手術は入院に伴う費用がかからないぶん、総額を抑えやすいのが一般的です。
民間の医療保険は使える?
ご加入の医療保険によっては、手術給付金や日帰り手術特約の対象となる場合があります。
給付の条件は契約内容により異なるため、保険会社またはご契約の約款でご確認ください。
給付金請求に必要な診断書等の書類作成には対応する予定です(文書料は別途)。
よくある質問
Q. 鼠径ヘルニアの日帰り手術の費用はいくらですか?
当院は2026年11月開院・保険診療は2026年12月1日開始予定です。開始後は、健康保険3割負担で手術・全身麻酔・検査を含めおおよそ8万〜13万円となる見込みです(片側・術式や検査内容により変動)。高額療養費制度の対象となる場合は実質負担がさらに軽くなります。
Q. 高額療養費はどうやって申請しますか?
ご加入の健康保険(健保組合・協会けんぽ・国民健康保険など)に申請します。事前に限度額適用認定証を取得するか、マイナ保険証を使えば、窓口支払いを上限額までにできます。
Q. 医療費控除の対象になりますか?
1年間の医療費が一定額(一般に10万円)を超えた場合、確定申告による医療費控除の対象となり得ます。通院の交通費が含められる場合もあります。詳細は税務署や国税庁のサイトでご確認ください。
Q. 両側同時に手術した場合、費用は2倍になりますか?
片側の場合より総額は上がりますが、単純に2倍になるわけではありません。また高額療養費制度の上限があるため、実質負担の増加は限定的になることがあります。詳しくは診察時にご説明する予定です。
Q. 費用はいつ確定しますか?
検査内容や麻酔の方針が決まる診察時に、費用の見込みをご説明する予定です。ご不明な点は遠慮なくお尋ねください。
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当院について
吉祥寺日帰り手術クリニックは、2026年11月に吉祥寺(JR吉祥寺駅 徒歩2分)に開院予定の日帰り手術専門クリニックです。
保険診療は2026年12月1日に開始する予定です。
※開院時期・診療体制・費用の取り扱いは、開設届出等の手続き状況や制度改定により変更になる場合があります。
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※本ページは一般的な情報提供を目的としたもので、個別の費用を保証するものではありません。