※当院は開設準備中です(2026年12月開設・2027年1月5日 保険診療開始予定)。記載の診療内容は開院後の予定、金額は保険診療開始後の見込みです。
日帰り手術の対象疾患一覧
吉祥寺日帰り手術クリニック(2026年12月開設)では、鼠径ヘルニアをはじめとする複数の疾患に対して、日帰りでの手術を提供する予定です。 外科専門医が、腹腔鏡(カメラ)を用いた低侵襲手術(体への負担が少ない手術)を行う予定です。
麻酔管理は、麻酔科専門医が専任で担当する体制を予定しています。術後約60分の経過観察で帰宅できる見込みです。
外科の日帰り手術(対応疾患一覧)
鼠径ヘルニア(脱腸)
足の付け根(鼠径部)に腸や脂肪が飛び出す疾患です。日本では年間約16万件の手術が行われています。外科手術の中で最も頻度の高い疾患です。当院では腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)を採用し、3〜12mmの小さな切開3箇所で手術を行う予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手術時間 | 約45〜90分 |
| 滞在時間(来院〜帰宅の目安) | 約2.5〜3.5時間 |
| 麻酔 | 全身麻酔 |
| 社会復帰 | デスクワーク翌日 |
| 費用目安(保険診療の場合・見込み) | 約11万〜13万円(他院公表額による参考概算。保険診療の場合・3割負担・高額療養費制度適用前。初診・通常の術前検査を含み、術後再診・追加検査等は別途) |
鼠径ヘルニアについて詳しく → | 手術の詳細 → | 手術時間・当日の流れ → | 費用の詳細 → | 合併症・失敗例・死亡率 → | 手術後の生活 → | 女性のヌック管水腫 →
鼠径部の病気・受診先について
虫垂炎(盲腸)
虫垂に炎症が起きる疾患です。当院では、急性虫垂炎の治療後に行う待機手術を、日帰りで提供する予定です。待機手術とは、再発予防のために、あらためて日程を決めて虫垂を切除する手術です。腹腔鏡下虫垂切除術により、傷が小さく回復が早い手術を行う方針です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手術時間 | 約30〜60分 |
| 滞在時間(来院〜帰宅の目安) | 約2〜3時間 |
| 麻酔 | 全身麻酔 |
| 社会復帰 | デスクワーク翌日〜数日 |
| 費用目安(保険診療の場合・見込み) | 約3〜9万円(3割負担) |
虫垂炎について詳しく → | 手術の詳細 → | 手術後の生活 →
痔核(いぼ痔)
肛門のまわりの静脈の集まり(静脈叢)に血がたまり(うっ血)、腫れた(腫大した)疾患です。日本人の約3人に1人が痔に悩んでいるとされています。保存的治療(手術以外の治療)で改善しない場合は、手術が適応となります。Goligher分類III度以上の内痔核も、手術が適応となります。当院では日帰りでの痔核手術に対応する予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手術時間 | 約20〜40分 |
| 滞在時間(来院〜帰宅の目安) | 約2〜2.5時間 |
| 麻酔 | 腰椎麻酔または全身麻酔 |
| 社会復帰 | 数日〜1週間 |
| 費用目安(保険診療の場合・見込み) | 約2〜6万円(3割負担) |
痔核について詳しく → | 手術の詳細 → | 費用の詳細 →
直腸脱
直腸が肛門から外に出てくる疾患です。高齢女性に多くみられます。排便障害や便失禁の原因となります。当院では腹腔鏡下直腸固定術による低侵襲な手術を行い、日帰りでの治療を提供する予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手術時間 | 約60〜90分 |
| 滞在時間(来院〜帰宅の目安) | 約2.5〜3.5時間 |
| 麻酔 | 全身麻酔 |
| 社会復帰 | 数日〜1週間 |
| 費用目安(保険診療の場合・見込み) | 約8〜12万円(3割負担) |
腹壁ヘルニア
腹壁の筋膜が弱くなった部分から、腸や脂肪が飛び出す疾患です。手術の傷跡に起きる腹壁瘢痕ヘルニアや、おへそのまわりの臍ヘルニアなどが含まれます。当院では腹腔鏡下腹壁ヘルニア修復術を行い、メッシュ(人工補強材)で修復する予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手術時間 | 約45〜90分 |
| 滞在時間(来院〜帰宅の目安) | 約2.5〜3.5時間 |
| 麻酔 | 全身麻酔 |
| 社会復帰 | 数日〜1週間 |
| 費用目安(保険診療の場合・見込み) | 約5〜10万円(3割負担) |
気胸
肺から空気が漏れて、肺がしぼむ疾患です。10〜30代の痩せ型の若年男性に多く発症します。再発率が高い疾患です。2回目以降の気胸や、空気漏れが続く場合(持続するエアリーク)には、手術が推奨されます。当院では胸腔鏡下ブラ切除術を日帰りで提供する予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手術時間 | 約30〜60分 |
| 滞在時間(来院〜帰宅の目安) | 約4〜5時間 |
| 麻酔 | 全身麻酔 |
| 社会復帰 | デスクワーク翌日〜数日 |
| 費用目安(保険診療の場合・見込み) | 約6〜9万円(3割負担) |
中心静脈ポート(CVポート)
CVポートは、長期にわたる点滴治療(抗がん剤化学療法、高カロリー輸液など)を受ける方のために、皮下に埋め込む小さな医療機器です。当院ではCVポートの造設術(埋め込み)および抜去術(取り出し)を日帰りで行う予定です。局所麻酔で実施できます。処置時間も短いのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 処置時間 | 約15〜30分 |
| 滞在時間(来院〜帰宅の目安) | 約2〜2.5時間 |
| 麻酔 | 局所麻酔 |
| 社会復帰 | 当日〜翌日 |
| 費用目安(保険診療の場合・見込み) | 約3〜5万円(3割負担) |
耳鼻咽喉科の日帰り手術(鼻の手術)
当院では外科に加え、耳鼻咽喉科専門医による鼻の内視鏡手術を全身麻酔・日帰りで行う予定です。対象は成人(18歳以上)の方で、薬による治療を十分に行っても症状が残る場合に手術を検討します。いずれも保険診療として提供する予定です。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
副鼻腔(鼻の奥の空洞)に炎症が長く続く病気です。膿のような鼻水・鼻づまり・においの低下などが出ます。薬で改善しない場合や、鼻茸(鼻のポリープ)を伴う場合に、内視鏡下鼻・副鼻腔手術(ESS)を検討します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 麻酔 | 全身麻酔(麻酔科専門医が管理) |
| 入院 | 不要(日帰り)を予定 |
| 費用目安(保険診療の場合・手術料のみ) | 術式により片側 約1.1万〜9.6万円(3割負担)。高額療養費制度の対象になる場合があります |
慢性鼻炎・アレルギー性鼻炎
鼻づまり・鼻水・くしゃみが慢性的に続く状態です。薬で十分な効果が得られない場合に、下鼻甲介を内側から小さくする手術や、鼻水・くしゃみを抑える後鼻神経切断術を検討します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手術時間 | 約30分〜1時間(術式・片側/両側による) |
| 麻酔 | 全身麻酔(麻酔科専門医が管理) |
| 入院 | 不要(日帰り)を予定 |
| 費用目安(保険診療の場合・見込み) | 概ね7万〜30万円(3割負担・術式と片側/両側で変わります) |
鼻中隔弯曲症(鼻中隔湾曲症)
左右の鼻を仕切る壁(鼻中隔)の曲がりが原因で鼻づまりが続く状態です。薬で改善しない場合に、曲がった壁を整える鼻中隔矯正術を検討します。下鼻甲介の手術を同じ日に行うことも多くあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 麻酔 | 全身麻酔(麻酔科専門医が管理) |
| 入院 | 不要(日帰り)を予定 |
| 手術時間 | 約30分〜1時間(併施する手術により変わります) |
| 滞在時間(来院〜帰宅の目安) | 約3〜4時間 |
| 費用目安(保険診療の場合・手術料のみ) | 内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型 19,860円(3割負担)。併施する手術により変わります |
手術費用の比較
| 手術 | 費用目安(3割負担・保険診療開始後の見込み) | 手術時間 | 滞在時間(来院〜帰宅の目安) | 社会復帰 |
|---|---|---|---|---|
| 鼠径ヘルニア修復術 | 約11万〜13万円(他院公表額による参考概算。保険診療の場合・3割負担・高額療養費制度適用前。初診・通常の術前検査を含み、術後再診・追加検査等は別途) | 45〜90分 | 約2.5〜3.5時間 | 翌日 |
| 虫垂切除術 | 約3〜9万円 | 30〜60分 | 約2〜3時間 | 翌日〜数日 |
| 痔核手術 | 約2〜6万円 | 20〜40分 | 約2〜2.5時間 | 数日〜1週間 |
| 直腸脱手術 | 約8〜12万円 | 60〜90分 | 約2.5〜3.5時間 | 数日〜1週間 |
| 腹壁ヘルニア修復術 | 約5〜10万円 | 45〜90分 | 約2.5〜3.5時間 | 数日〜1週間 |
| 気胸手術 | 約6〜9万円 | 30〜60分 | 約4〜5時間 | 翌日〜数日 |
| CVポート造設術 | 約3〜5万円 | 15〜30分 | 約2〜2.5時間 | 当日〜翌日 |
※当院は開設準備中です。そのため、金額は2027年1月5日の保険診療開始後の見込みです。術式や処置内容により異なります。すべて健康保険適用の予定です。高額療養費制度の対象となる場合があります(所得区分別の上限額は鼠径ヘルニアの手術費用ページを参照)。
どの疾患か分からない方へ
「お腹や足の付け根にふくらみがある」「下腹部に違和感がある」など、症状はあってもどの疾患か分からない方も、お気軽にご相談ください。外来で診察・検査を行い、適切な診断と治療方針をご提案する予定です。
▶ 足の付け根(鼠径部)の症状が気になる方は「鼠径部の痛み・しこり・膨らみ|原因と受診の目安」もご覧ください。
▶ 足の付け根のふくらみ・しこりが気になる方は「足の付け根のしこり|押すと痛い・痛くない別に考えられる原因」もご覧ください。
▶ 女性で片方の足の付け根が痛む方は「女性の鼠径部・足の付け根の痛み|片方だけ痛いときに考えられる原因」もご覧ください。
▶ 「脱腸」と言われた・ご自身で疑っている方は「脱腸(鼠径ヘルニア)とは|症状・原因・治し方をやさしく解説」もご覧ください。
▶ 右下腹部の痛みが続く方は「右下腹部の痛み|虫垂炎(盲腸)のサインと考えられる他の原因」もご覧ください。
よくある質問
Q. どのような症状があれば受診すべきですか?
以下のような方は、受診をお勧めします。足の付け根やお腹にふくらみがある方(鼠径ヘルニア・腹壁ヘルニアの可能性)。
肛門の出血・脱出・痛みがある方(痔核・直腸脱の可能性)。過去の虫垂炎を保存的に治療し、再発が心配な方。
がん治療のためにCVポートの造設・抜去が必要な方。症状があってもどの疾患か分からない場合も、外来で診察・検査を行い、適切な診断を行う予定です。
Q. 紹介状がなくても受診できますか?
はい。開院後は、紹介状がなくても受診いただける予定です。ただし、他院での検査結果や紹介状をお持ちいただくと、重複検査を省くことができます。より迅速な診断・治療計画の立案も可能です。CVポートの造設・抜去は、主治医からの紹介が望ましいケースがあります。
Q. すべての疾患が日帰り手術の対象ですか?
全身状態や疾患の程度によっては、入院での手術をお勧めする場合があります。次のような場合は、入院手術が適切な場合があります。
重度の心疾患・呼吸器疾患など、全身麻酔のリスクが高い方。腹壁ヘルニアで欠損径(ヘルニアの穴の大きさ)が大きい場合(目安10cm以上)。
急性期の虫垂炎(当院は炎症鎮静後の待機手術が対象予定)。術前の診察で総合的に判断します。必要に応じて連携病院をご紹介します。
Q. 2つの疾患を同時に手術できますか?
条件によっては、同時手術ができる場合があります。両側の鼠径ヘルニアなどがその例です。ただし、同時手術では手術時間や麻酔時間が長くなります。そのため、日帰り手術の安全基準を満たせるかを、術前に慎重に評価します。同時手術ができるかどうかは、初診時に医師にご相談ください。
Q. 手術費用は保険適用ですか?
はい。当院で行う予定の手術は、すべて健康保険が適用されます。他院の公表額を参考にした概算では、保険診療の場合、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術は、3割負担で初診・通常の術前検査を含めて約11万〜13万円が参考目安です(高額療養費制度の適用前)。術後再診や追加検査などは別途で、麻酔・薬剤・医療材料などにより変わります。当院の確定料金ではありません。痔核は保険診療開始後の3割負担で約2〜6万円を見込んでいます。高額療養費制度の対象となる場合もあります。詳しくは「鼠径ヘルニアの手術費用」「痔(いぼ痔)の手術費用」のページをご覧ください。
ご相談・ご予約
当院は2026年12月開設・2027年1月5日 保険診療開始予定です。手術に関するご相談・ご予約の受付開始時期は、下記の受付状況ページでご案内します。
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